スウェーデンの伝統的な菓子パン「セムラ」 2023｜北欧のお菓子

カルダモンが混ぜ込んである丸い形のパンにホイップした生クリームとアーモンドペーストの入ったスウェーデンの伝統的な菓子パン「セムラ」。

イースター（復活祭）の47日前、つまりイースター断食期間の前日、をスウェーデンでは「セムラの日（Semmeldagen）」あるいは「Fat Tuesday （Fettisdagen）」と呼び、伝統的にはセムラはこの日に食べられていました。
今年2023年は2月21日（火）でした。
現在のスウェーデンでは、クリスマスが終わった頃からパン屋やカフェで売られ始めます。

スウェーデンのセムラのパン生地にはカルダモンが混ぜ込んであります。
丸い形に焼き上げたパンを半分に切り、フィリングをはさんだ菓子パンです。
フィリングはアーモンドペーストとホイップした生クリーム。
これが伝統的なセムラです。

こちらの記事でセムラをより分かりやすく説明しています：

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国民的人気の高いセムラ。
毎年、スウェーデン地元紙では今年のベスト・セムラはどこのお店のものか、食通たちが食べ比べをして決めています。

スウェーデンの隣国ノルウェーでもセムラが売られています。
但し、販売されている期間はスウェーデンに比べて短いです。
お店によって異なりますが、スウェーデン本国の「セムラの日」の前後1週間程度、販売されています。