ムンク美術館の新たな試み|ライブストリーミングで鑑賞ガイドツアー

北欧・ノルウェーの首都オスロにあるムンク美術館(Munch Museum)が、ライブストリーミングによる鑑賞ガイドツアーを行うという、新たな試みを始めています。
エドヴァルド・ムンクをお届けします(We bring Edvard Munch to you)」というコンセプトのもと、これまでに2回、Facebookでのライブ配信によるガイドツアーを開催。

同館は新型コロナウイルスの影響で3月11日より臨時休館をしていますので、休館中の美術館からリアルタイム配信が行われます。

ノルウェーのオスロにあるムンク美術館

ノルウェーオスロムンク美術館

Facebookで鑑賞ガイドツアーをライブ配信

初回3月27日のテーマは、ムンクの生涯と作品。
世界的にも有名な《叫び》の他に、ムンク作品の中でも有名な《吸血鬼》や《マドンナ》等の作品解説がありました。

第2回目の4月7日は明るめの色と大胆な筆致が特徴的な後年の作品に焦点を当てた鑑賞ガイドツアー。
ムンクが1909年から移り住んだノルウェー南に位置する小さな町Kragerøの景色からインスピレーションを得て制作した《太陽》を含め4作品の作品解説がありました。

第3回目は4月23日(ノルウェー時間の13:00~)を予定していて、テーマはムンクと女性。
ムンク美術館の公式Facebookページよりライブ配信によるガイドツアーが行われます。

ライブストリーミング後も視聴可能

ライブ配信した映像はFacebookにアップロードされていますので、リアルタイム配信を見逃した場合でも視聴可能です。

3月27日配信

https://www.facebook.com/munchmuseet/videos/we-bring-edvard-munch-to-you/499334080745380/?__so__=permalink&__rv__=related_videos

4月7日配信

www.facebook.com

ライブストリーミングの特性を活かしたムンク美術館のオンライン鑑賞

ライブストリーミングとは、映像や音声をリアルタイムでオンライン配信すること。
視聴者はそれをリアルタイムで見ることが出来ます。

このライブ配信という特性を活かして視聴者との交流を取り入れている点が、ムンク美術館のオンライン鑑賞の特徴。
ガイドツアー中に美術館スタッフが質問をし、それに視聴者がFacebook上でコメントする、というコミュニケーションが可能です。

完全なるリアルタイムではありませんが、事前にFacebookフェイスブック)やInstagram(インスタグラム)にて受け付けた質問に美術館スタッフが答える、という形でも視聴者とのコミュニケーションを取り入れています。

今後も期待したいムンク美術館のオンライン鑑賞です。

ムンク美術館(Munch Museum)の基本情報

Munchmuseet
住所: Tøyengata 53, 0578 Oslo
電話番号: (+47) 23 49 35 00
Webサイト: https://munchmuseet.no/en/
公式Facebookページ: https://www.facebook.com/munchmuseet

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