オーツ麦から作られた植物由来のヨーグルト|北欧・スウェーデンのオートリー(Oatly)社
オートミルクで有名な北欧・スウェーデンの会社オートリー(Oatly)
オーツ麦から作られたオートミルク。
豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルク等と共にプラント(植物)ベースの飲料品として注目を集めています。
オーツ麦由来の飲料品・食品に特化したスウェーデンの会社オートリー(Oatly)。
スウェーデンをはじめとする北欧諸国、ヨーロッパ、アメリカで支持を得ています。
アメリカのスターバックスが今年(2021年)3月からオートリー(Oatly)のオートミルクを使い始めたことからも、その注目の高さがうかがえます。
オートリー社の製品はパッケージデザインも個性的で、商品棚でも目をひきます。
私は豆乳等のプラントベース食品の棚を見ている時にパッケージにひかれて手に取り、オートリー製品を知りました。
オートグルト(Oatgurt)とは
オーツ麦(oat)由来のヨーグルト(yogurt)を、オートリー社はオートグルト(Oatgurt)と名付けています。
上記写真はトルコオートグルト(Oatgurt Turkish)。
オーツ麦由来のヨーグルト(Oatgurt)で、トルコヨーグルト(Turkish yogurt)のように使用出来るのでこの商品名を付けたそう。
トルコオートグルト(Oatgurt Turkish)は発酵させたオーツ麦を使って作られた植物由来のヨーグルトです。
(現在のところ、トルコオートグルト以外のオートグルトに使われているオーツ麦は、発酵させたものではないようです。)
トルコオートグルト(Oatgurt Turkish)はしっかりとしていますが、滑らかでクリーミーな食感。
ほのかな酸味があります。
トルコオートグルト(Oatgurt Turkish)の商品説明にはトルコヨーグルト同様に使えるとありますが、私はギリシャヨーグルトの代用品として使っています。
そのままでも、加熱調理にも向いています。
但し、食感は似ているのですが、味はギリシャヨーグルトとは異なります。
私は、パンに塗るスプレッドとして愛用しています。
下記レシピご参考です:
asagohan-recipe.hatenablog.com
なめらかな質感にする為に、オートグルトにはポテトスターチやペクチンが加えられています。
カルシウム、ビタミンB12 とビタミンD等も入っています。
100グラム当たり、脂質10グラムありますが、全て菜種油由来です。
炭水化物が11 グラムで、たんぱく質が3.3グラムです。
オーツ麦が主原料なので当然ではありますが、もう少したんぱく質が多めだと良いな、と感じます。
オーツ麦はスウェーデンあるいはフィンランド産。
菜種油はスウェーデン産。
主な材料は北欧産である点にこだわりが見られます。
原材料については、オートリー社のWebサイトで公開されています:
https://www.oatly.com/int/products/oatgurt-turkish
オートリー(Oatly)基本情報
- Webサイト: https://www.oatly.com/int/
- 本社をスウェーデンの南に位置する都市マルメ(Malmö)に置く。
- 1990年代、スウェーデン・ルンド大学(Lund University)における牛乳に代わるオーツ麦由来の飲料の研究開発に端を発する会社。
- 環境サステナビリティへの意識が高い企業で、乳製品代替品としてのメッセージ性のある広告を打つことでも有名。
- 日本でも2021年よりオートミルク数種類の展開が始まっているようです: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000066756.html
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